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学童保育の指導員を体験して感じたこと!その異常な現場とは・・・!

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学童保育の本来の目的

学童保育は、共働きなどで日中に家の中に保護者の方がいない家庭のために、学校が終わってから夕方6~7時頃までの時間帯に子供を預かって、宿題をしたり友達と遊んだりする場を提供する場です。主に小学校1~3年の低学年の児童を預かっています。

学童の一番の目的は「児童の安全を確保すること」ですから、怪我などの事故が起こらないように指導員は見守っていることが最大の役目です。また、宿題を済ませてから遊ばせるようにすることで、学校から帰ったら宿題をするという習慣をつけています。でも、教育の場ではないことから、指導員が児童に勉強を教えることはありません。過去には、勉強を教えていたこともあったようですが、間違ったことを教えることが度々あったために、今では指導員が勉強を教えることはしないことが明確になっています。

学童保育の現場は異常な職場たった!?

「見守り」は児童の「しつけ」と同レベル!?

児童たちの中には、部屋の中で走り回ったり、取っ組み合いのレスリングごっこ!?をしたり、文房具を投げたり振り回したり、机の上にのぼったり、指導員や友達に暴力をふるったり・・・と、ひとつ間違えれば怪我をしそうな危険な行為が横行しています。注意をしても、直ぐまた始めてしまうので、いたちごっこです。

施設内のゲーム類や文房具・絵本などは、使っても片づけない児童が必ずいます。また、落書きは注意してもなくなることはありません。おやつの時間でも、はしゃぎまわったり、寝っ転がって食べたり、お菓子で遊んで床にこぼしたり・・・と行儀の悪いことは日常茶飯事です。

指導員として見守りしながら、時には注意したり叱ったりすることは、まさに各家庭で本来なされているべき「子供のしつけ」と言えるものばかりだと日々実感しています。

指導員の注意が児童の心に届かない!?

指導員は、ある意味、親代わりという気持ちで児童の様子を見守っているのですが、注意をしても全く言うことを聞いてくれない子供が少なからずいます。たまには、指導員もブチ切れて大声でりつけるのですが、その時だけシュンとしていたり、面と向かって口答えをしたり、ふざけて注意を聞かなかったり、完全に無視をしたり・・・と、っても児童の心に全く届いていないようで、虚しさだけが残ります。

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学童の指導員ってなに!?

学校が終わって学童の施設に子供たちがやってくると、「おかえり!」と声をかけますが、「ただいま!」と返してくれる子供は1割程度で、残りの9割は無反応です。もう慣れましたが、最初は違和感を感じました。

子供たちにとって学童の指導員は、どういう存在なのでしょうか?勉強を教えてくれる先生ではないし、近所のおじさん・おばさんでもないし・・・もちろん、その子供の親でもありません。空気のような存在なのでしょうか?

でも、ある時、児童の父兄の一人から本部に「先日、子供を迎えに行ったとき、誰も見送りしてくれなかった」というクレームが入ったことで、なんとなく指導員の立場が見えてきたように思います。つまり、学童保育の指導員は、レストランの店員と同じように「店員とお客さん」という関係で見られているのだと思ったのです。きっと、「お金を払って利用してあげているのに、見送りの挨拶すらないのはけしからん!」とでも言いたかったのでしょう。そういう親の考え方は、その子供たちにも伝わりますから、子供たちも心のどこかで指導員をお店の店員と同じように見下しているのかもしれません。

注意を聞かない児童の行動が伝播する

何度注意しても危険な行為をしたり、他の児童への迷惑行為をする児童は、一人いると廻りに伝わっていくことが往々にしてあります。宿題のノートを机の上に広げていても、一人が遊び始めると隣の児童もつられて遊び始めます。おやつで遊び始めると、近くの児童も面白がって真似をします。宿題をしていたはずなのに、いつの間にか部屋の中でおいかけっこが始まるのです。

ルールを守らない児童が一人いると、真面目な児童まで巻き込んでしまうのです。

ルールを守らない児童を辞めさせることができない!?

学童保育を利用する家庭にとって、入所時の約束事はいろいろあります。その中に、学童内のルールを守らないと入所許可を取り消すということが記載されていますが、どうやらこの文言は形式的であって、基本は何をやっても入所が取り消されることはないように思います。

実際に、指導員に暴力をふるったケース、指導員や他の児童に怪我をさせたケース、学童内の設備を壊したケース、指導員に何度も注意されているにもかかわらずルールを守らないケースはいくらでもありますが、その児童の父兄には何のお咎めもありません。もちろん、入所許可が取り消されることもありません。

どうして、ルールを守らない児童を辞めさせることができないのでしょうか?行政サービスだから、市民が平等にそのサービスを受ける権利が守られているからでしょうか?しかし、有料の行政サービスであっても、利用する側のルールは徹底されるべきものです。これは、行政による「働く親に対する過保護」とでも言えるのではないでしょうか。

最低限のルールが守られないと安全は確保できない

子供たちが、危険行為をしないこと、指導員にウソをつかないこと、学童内のルールを守ること、注意されたら反省して二度としないことなどが徹底されないと、40~50人の児童を3人程度の指導員で見守り、児童の安全を確保することは難しいと思います。

危険な行為を事前に察知して100%とめることは不可能ですし、平気な顔をしてウソをつかれるとそれを信じて間違った判断をしてしまいます。

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是正されるべきは児童の親!?

学童で悪い事をした児童は指導員から叱られますが、本当に叱られるべきなのはその児童の親だと思います。お家の中で走り回ったり、机の上にのぼったり、動き回りながら食事をしたり・・・ということを由としている家庭はないと思います。また、遊んだ玩具は当然片づけさせるでしょう。

学童でも、それは同じであるはずです。学童で同じことができないということは、親の子供へのしつけが出来ていないということです。平気でウソをついたり、言葉の暴力をふるったり・・・。相手の心の痛みを理解できる子育てをしっかりとして欲しいものです。

入所した児童は学童のルールを守る義務があります。そして、その児童の親には、自分の子供に学童のルールを守らせる義務があるはずです。権利を主張するためには、まず、義務を果たすこと。これは、社会の常識であるはずです。

学童は親の子育て放棄の温床になりつつある

学童保育の利用者は、自分の子供はしっかりしつけが出来ていて、他の児童や指導員に迷惑をかけないというご家庭だけが利用できるようになれば、共働きであることを理由に子供のしつけの手を抜くことはなくなるのではないかと思います。つまり、「家を留守にして働きに出たいのなら、しっかり自分の子供をしつけてから働きに出なさい」と言いたいです。

「放っておいても子供は育つ」と思っている家庭、甘やかして子供を育てている家庭、そもそも子供に愛情を注いでいない家庭が多いのではないかと、最近、つくづく案じています。

学童には、一度も親が迎えに来ない児童が何人もいます。家政婦さんやご近所の父兄が迎えに来るのです。自分の子供に対して愛情を示さない父兄の信じられない言葉を聞くこともしばしばあります。家庭で虐待をうけているのではないかと心配な児童もいます。

そんな児童を他の児童と同じようにあたりまえのように入所させて学童で見守り保育をすることが、本当にその児童にとって良い事なのでしょうか。学童保育は、子供への愛情が希薄な親、子供より仕事の方が大事な親にとって、とても便利な行政サービスになりさがっているようで、悲しい気持ちになります。

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ABOUT ME
いずみてつや
1963年生まれ。大阪府出身。千葉県在住。