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かすみがうらマラソン2024!老いに抗う60才の春マラソン!

「かすみがうらマラソン2024」への挑戦!

〜60才で2度目のフルマラソン・チャレンジ〜

昨年11月に人生で初めてのフルマラソン「つくばマラソン」に出場して完走した私は、早々に次回のフルマラソンとして「かすみがうらマラソン2024」を目標に掲げました。あの「つくばマラソン」の感動が忘れられなくて…。

しかし、その一方で私の体のあちこちに異変が生じ始めました。膝の違和感(軽い痛み)、腰痛、ハムストリングの疲労などです。整形外科のリハビリに通ったり、サポーターで患部を保護したり、ストレッチを今まで以上に時間をかけて行ったり…と、いろいろやってみ見てはいるけれど、スカッと完治することはありません。普段の日常生活に支障があるというレベルではありませんが、長距離を走るには支障があるのです。そんな状況に中では、練習量や走行距離も自ずと減少してしまうのもやむを得ません。

還暦を迎えてからの体の異変には、心の片隅では「もういい歳なんだから、あちこち痛むのも仕方がないこと…」と諦めがちになるのですが、ここでランニングを辞めれば一気に老け込んでしまうのでは…という怖さもあり、今は老いに抗ってランニングは続けていこうと思っています。

その一方で、フルマラソンへの挑戦は今回が最後になるかもしれない…という思いもあります。とにかく、目標タイムは掲げずに「完走すること」を目標に今回のフルマラソンに挑みたいと思います。

「かすみがうらマラソン2024」の大会概要

  • 大会日 2024年4月21日(日)
  • 大会会場 川口運動公園 J:COMフィールド土浦(茨城県土浦市)
  • 種目 フルマラソン、10マイル(約16キロ)、5キロ、ウォーキング(約16キロ)
  • スタート フルマラソン 9時45分(ウェーブスタート)
  • チャリティアンバサダー 有森裕子
  • ブラインドマラソンアンバサダー 高橋勇市
  • スペシャルサポーター 石村彩華
  • 大会MC M高史
  • ゲストランナー/ゲストDJ たむじょー、三津家貴也、福内櫻子、田中美羽

日本で2番目に大きい湖「霞ヶ浦」を舞台に繰り広げられる「かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン」は、従来より「甦れ霞ヶ浦 水はスポーツの源」をメインテーマに掲げ、霞ヶ浦の浄化啓発用広告塔の設置やランロードクリーン作戦の展開、ウオーキング大会の併催など、霞ヶ浦に直にふれ合う場を設け、身近な霞ヶ浦の水質浄化を中心に環境問題の意識の啓発を図っています。

一方で、福祉についても、「体験する福祉・ノーマライゼーションの実践」をテーマに国際ブラインドマラソンを併催し、視覚障がい者と健常者との隔たりをなくしたスポーツの交流の場を提供するとともに、盲導犬育成事業としてパネル展示や体験コーナーを設け、福祉への関心の高揚を図っています。

都心から約1時間でアクセスが可能な土浦駅前の川口運動公園を会場にしていることから、毎年、都内からも多くのランナーが参加しています。コースは、川口運動公園前をスタートする湖岸周回コースで、霞ヶ浦の自然あふれる環境や昔ながらの情景を残した街並みの中を地元の方々の声援を受けながら駆け抜けることができます。

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大会当日の記録・感想など

天候について

大会当日(2024年4月21日)の天候は曇。西から天気が崩れてくるという予報ですが、日中に雨が降ることはなさそうなので、私にとっては比較的走りやすい気候と言えるかもしれません。最高気温は20度を少し上回る水準でした。ランニング中は薄日が差すこともあり、終わってみたら少し日焼けしていました。

アクセス

JR常磐線で土浦駅下車。徒歩で会場へ向かいました。2年前にこの大会の10マイル走に出場した時は電車の中がランナーで混んでいたので、今回は特急電車の座席指定券を事前に購入し、座って乗車することができました。土浦駅から会場までは徒歩10分程度ですが、町をあげてマラソン大会を盛り上げようという雰囲気が伝わってきて、こちらも士気があがってきました。

レース前の準備

スタートの1時間ほど前に会場に到着。荷物預かり所の場所を確認し、その近くの空きスペースで準備運動したりトイレに行ったり…。先行して10マイル走がスタートすると、次はいよいよフルマラソンのスタートとなります。上着を脱いで荷物を預けるとスタート地点へと向かいました。

レースの後記

Aブロック・Bブロック・Cブロックの順に5分間隔でスタートします。私はCブロックの位置でAブロック・Bブロックがスタートしていくのを待ち、いよいよCブロックがスタート。フルマラソンだけで約8000人が走ります。

スタートしてしばらくは密集状態なので、すぐにはトップスピードに乗れませんが、今回は、脚や腰に不安を抱えている私にとってスロースタートがかえって良かったのかもしれません。最初の5kmはキロ6分半のペースで膝・太もも・腰に異常なくランニングできました。次の5kmは自然に調子が上がっていき、キロ6分ペースまでペースが上がり、10キロ地点を1時間3分台で通過。滑り出しとしては、上出来でした。

10キロを過ぎた時、本大会のアンバサダーを務めている有森裕子さんが道路の中央を逆走するように歩きながら声援を送ってくれて、ハイタッチで声援をもらいました。一瞬の出来事でしたが、嬉しくて大感激してパワーをもらいました。そのせいか、15キロ地点までの5キロのラップは28分40秒とその日の最速をマーク。

その後も、沿道から地元の人たちの熱い声援やハイタッチで力をもらい、沿道の景色も楽しみながら快調に走ることができました。また、エイドでもバナナ・チョコレート・焼き芋・お汁粉でしっかりとエネルギー補給をしながら進んでいきました。

しかし、昨年のつくばマラソンと同様に、30キロ地点を過ぎると急激に脚が重くなり、一気に減速してしまいました。歩くこともしばしば。焦らずに、ストレッチをして気持ちを切り替えて走り出しました。歩くより少し速いぐらいのローペースでいいと自分に言い聞かせて、最後の10キロをなんとか走りきり、完走することができました。ネットタイムは4時間45分56秒でした。

感想

地元の人たちの声援を受けて走るマラソン大会は、普段のランニングとは違って、とっても素晴らしい体験です。今回のフルマラソンでも、30キロまでは楽しんで走ることができました。しかし、最後の10キロはランニングを楽しむというより、正直なところ苦しみに近い感情もありました。残念ながら、自分の持久力が不足していることは明らかです。今の自分の体力に合った距離は、フルマラソンではなくハーフマラソンなのかもしれない・・・と強く実感しました。

当面は、フルマラソンの出場を控えて、ハーフマラソンを中心に走ろうと思います。

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ABOUT ME
いずみてつや
1963年生まれ。大阪府出身。千葉県在住。