好きなコト生活

50代になって始めた「好きなコト生活」!アナタも始めませんか!?

私が目指す「好きなコト生活」とは?

私にとって理想の生活とは、「好きなコト」を日々のなりわいにすること。仕事っていう言葉はどうしても与えられた業務をこなすというイメージが付きまとってしまいます。私も、サラリーマン時代に嫌というほど仕事をしてきました。その中には、本心ではやりたくないことも多々ありました。

だからこそ、出来うることならば、心の底からやってみたいと思えるコトに自らの意志で挑戦してみるという生活に憧れてきたのです。好きなコトって最初から好きなコトではないと思うのです。最初は、なんとなく興味を抱き、「自分にもできるかな?」「ちょっとやってみたいかも・・・」といった気持ちが自然と湧いてくるものだと思います。そして、やってみて楽しいと感じた時が「好きなコト」が芽生えた瞬間なんです。

普段の生活の中で興味を持ったことに挑戦できる生活って面白いと思いませんか!?興味を持ったとしても、どうやって始めれば良いかわからない、時間や気持ちにゆとりがなくて・・・、といったことでせっかくの興味も失われていくことが多かったので、今は小さな興味の芽を大切にできる充実した時間を過ごしています。

きっかけは「転職」だった!

大学を卒業してから50歳になるまでの28年間は、ただただがむしゃらに働いてきました。何度も会社を辞めようと思いながら、よく続いたと思います。金融関係の仕事は給料はいいけれど、心身共にハードなんです。毎日、膨大な仕事に押しつぶされそうになりながら、寝食も忘れるぐらい仕事に追いまくられました。それでも、若い時は体力も気力もあってやってこれましたが、40代半ばぐらいからは体力の衰えを感じ始めて、「俺っていつまでこんな生活をしていくんだろう!?」って思うようになっていたんです。

その頃から、自分の心のどこかでぼんやりと考えていることがありました。我が家は妻と子供の三人家族なので、一人っ子の息子が大学を卒業して就職したら親としての責任を果たしたということで区切りがつく・・・と。そうなれば、あとは今の会社を辞めて転職してもいいし、自分の時間をいっぱい作って、やりたかったことを思う存分やれる・・・と。

そして、その時がやってきたんです。大学4年の息子の就職先が内定しました。住宅ローンの返済はまだ残っていましたが、退職金で完済できることも確認済みでした。そして、なによりも、当時の収入が1/3程度に減っても贅沢をしなければ暮らしていけるという覚悟をして、会社を退職しました。お小遣いは月10万円から1万円に減らしました。それでも、好きなことができる時間を持ちたかった、言い換えると「自由」が欲しかったのです。

今だから言えることかもしれませんが・・・。生活をガラッと変えたい時は、まず捨てることから始めるのが良いかもしれませんね。

「好きなコト生活」の始まり!

いざ、好きなコトができるようになったと言っても、好きなことがそんなに沢山あるわけでもなく、以前から趣味として楽しんでいたカメラ(一眼レフのデジタルカメラ)で風景写真を撮影したり、家庭菜園、料理などを楽しむ生活が始まりました。

もちろん、転職後もしばらくはサラリーマンを続けていましたので、趣味の世界だけに明け暮れる生活ではありませんが、それでも以前より残業も少なく土日祝日はたっぷり自由な時間を過ごせるようになりました。

そんな私の「好きなコト生活」の一部をご紹介します。

好きなコト1 写真撮影

デジタルカメラで写真を撮ることが趣味になったのは、10年ぐらい前に西伊豆で夕焼けの写真を撮ったのがきっかけでした。初めて撮った夕焼けの写真に満悦してしまって、それからは散歩に出かける時にもカメラを持って出るようになりました。

[西伊豆の夕焼けの写真]

[それから数年後の朝日の写真]

写真を撮るようになってブログを書いたり、写真コンクールに応募したり、カレンダーを自費で製作したり・・・と、活動も広がってきました。現在は、ブログは休止していますが、毎年のカレンダー製作はかれこれ8年近く続いています。年末に、その年のお気に入りの写真を選んで、翌年のカレンダーを仕上げ印刷屋さんで印刷してもらい、それを知人に配るようになりました。今では、そんなカレンダーを楽しみにしてくださる方も増えました。

[2016年カレンダー]

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好きなコト2 家庭菜園

50歳で退職してしばらくたった頃、近所に貸し農園を見つけました。30代の頃に大阪に住んでいた時に家庭菜園をしたことがあり、またやってみたいと思っていたところだったので、即決して借りることにしました。それ以来、約5年になりますが、今も季節の野菜を栽培して収穫した野菜を食べるのが楽しみになっています。

春・夏は、ジャガイモ、タマネギ、キュウリ、ナス、トマト、インゲン、シシトウ、甘長、シソ、ズッキーニ、ゴーヤ、モロヘイヤ、枝豆など、秋・冬はサツマイモ、サトイモ、落花生、カブ、ダイコン、ほうれん草、春菊、小松菜、白菜、キャベツ、人参、ブロッコリーなどを栽培しています。家庭で食べる分だけなので、少量多品種を栽培しているんです。保存が効くジャガイモやタマネギだけは少し多めに作って、2~3ヶ月ぐらいで食べきります。

[秋の収穫物]

家庭菜園の最大の楽しみは、収穫した新鮮な野菜を食べることですよね。そんな我が家流の楽しみ方は、改めて詳しくご紹介したいと思いますが・・・、ここでは2~3例を挙げておきます。

泉州の名産品でもある水ナスは糠漬けにするのがポピュラーですが、我が家では採れたての水ナスを縦に割いて塩を擦り付けるようにしてから、すりおろした生姜とかつお節をのせて少しだけ醤油をかけて頂きます。新鮮な水ナスは生のままでも瑞々しくてジューシーなんです。ご飯のお供にも、お酒のおつまみにも最高です。

ジャガイモは、栽培している時に枝を2~3本だけ残して大粒のジャガイモを作るのが定石なのですが、我が家では伸びてきた枝は全てそのままにして小ぶりのジャガイモが多く採れるようにしています。その理由は、ミニトマトぐらいの大きさのジャガイモを素揚げにして食べたいからなんです。そんな小さなジャガイモはスーパーでも売っていないので、自分で作るしかないのです。毎年、ジャガイモの収穫日は、小ぶりのジャガイモの素揚げで一杯やるのが楽しみとなっています。揚げたてのジャガイモに塩をパラパラッとひと降りするだけで、ひと口サイズのホクホクしたジャガイモが味わえます。

[ジャガイモの素揚げ]

トマトっていうと、スーパーでは真っ赤に熟したトマトしか売っていませんよね。まぁ、それも美味しいのですが、私の場合には、ほんりのピンクになりかけのゴリゴリした食感のトマトが大好きなんです。そんなトマトは売っていないので、これも畑で作るしかないのです。そんなトマトを収穫した時は、ヘタを落として適当な大きさにカットしてから、砂糖を少しふりかけていただきます。ゴリゴリした食感、若いトマトの酸味に砂糖の甘みが加わった甘酸っぱさが口の中で広がり、私にとっては最高のデザートなんです。

いずれも、家庭菜園をしていないと味わえない我が家の極上グルメなんですよ。

好きなコト3 料理

お正月に初詣に行ったあと、参道の店先で甘酒を飲んだらとても美味しかったのです。ほんのりとしたしつこくない甘みで米粒が残った甘酒は、後味も最高でした。その後、甘酒について調べてみると、酒粕から作る甘酒と米・麹から作る甘酒の二種類があることを知りました。砂糖を一切使わないで米・麹から作る甘酒は、麹の甘みだけなのでしつこくなくて美味しいのだということも知りました。そこまで知ると、自分で作ってみたくなる性分なんです。実際に、家庭用の炊飯器を使って作ったのですが、一度目は失敗。でも、二度目には美味しい甘酒が作れました。この米と麹だけで作る甘酒は、「食べる点滴」とも言われるほど体に良いのだそうです。

[米と麹だけで作った甘酒]

また、大行列ができる人気のメンチカツを食べてそのジューシーさに感動すると、やっぱり自分で作ってみたくなり、どうすればこんなジューシーなメンチカツになるのか調べて、豚バラを包丁で細かく刻んでミンチにして作ったら、ジューシーなメンチカツが再現できました。

[自家製メンチカツ]

こんな具合に、美味しいものを自分で実際に作って初めて、こうやって作るから美味しいんだ・・・と納得する課程がとても楽しいのです。他にも、家庭菜園で収穫した野菜を使った新しいメニューを考えるのも楽しい時間です。

それから、うどんを打ったりピザ生地を作ったり。出来合いのものを買えば簡単なのですが、敢えてイチから自分で作ってみたいという気持から始めたものですが、やってみると奥が深くて楽しいですね。

[自宅でうどん打ち]

 

料理に関しては、また改めて楽しかった挑戦の話を紹介させて頂きます。

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ABOUT ME
いずみてつや
1963年生まれ。大阪府出身。千葉県在住。