忍野八海から富士山を望む絶景の旅へ
2020年も残すところあと僅かとなりました。今年は新型コロナウイルスが猛威をふるい、絶景を巡る旅行も自粛していました。でも一年近くコロナ禍の生活を送っていると、感染防止のポイントがある程度わかってきたように思います。
そんな状況で、絶景を見に行きたいという気持ちが抑えきれなくなり、今年の2月以来、約10ヶ月ぶりに絶景の旅に出かけることにしました。そして、目的地は山梨県忍野村です。ここは、河口湖や山中湖からも近く、雄大な富士山が間近に望める場所です。10年近く前の桜の季節に一度行ったことがありますが、寒い冬の季節に行くのは初めてです。
当時の記憶として残っているのは、忍野八海という観光地の周辺は長閑な田舎の風景が広がっているということ。つまり、富士山をバックにして忍野村の長閑な風景写真を撮れたらいいな…という思いででかけました。
平日の快晴の日を選び、2020年12月17日に日帰りで決行しました。昨年から、新宿から河口湖まで乗り換えなしの直通特急電車「富士回遊」が運行を始めており、都心から河口湖方面へ向かうのにとっても便利になっているんです。JRと富士急行が乗り入れしているんですね。ちなみに、私は朝7時30分新宿発の富士回遊に乗り込みましたが、座席の2割り程度しか乗客がいないガラガラ状態でした。
富士山駅で降りて、そこからは富士急バスに乗り、約20分ほどで「忍野八海」バス停に到着しました。
天然記念物に指定されている「忍野八海」は、富士山の伏流水に水源を発する湧水池で、八つの池を周る巡礼コースが観光の目玉とななっています。でも、コロナの影響なのか観光客はまばらで閑散としていました。でも、長閑な風景を楽しんだり写真を撮るには最適だったように思います。
[参考1]特急「富士回遊」
新宿〜河口湖間を運行する特急「富士回遊」は、最速1時間52分で新宿〜を運転しています。新宿から富士山エリアを乗換なしで結ぶことで、新宿~河口湖間の所要時間を従来より約30分短縮。世界遺産・富士山エリアへのアクセスに最適です。
[参考2]富士急行バス 時刻表
忍野八海へ行くには、富士山駅から内野行きのバスに乗ります。
>> 富士急行バス 時刻表
[参考3]忍野八海 観光ガイド
>> 忍野村 観光情報
忍野村で長閑な風景を楽しむ
忍野八海の周辺を散策して、お気に入りの絶景ポイントを見つけましたのでご紹介します。
[1]「濁池」前から望む阿原川と富士山
この付近は飲食店が多く忍野八海の観光地のほぼ中心に位置する場所です。
[2]阿原川と新名庄川の合流地点から望む富士山
[3]お宮橋付近から望む新名庄川と富士山
ここは新名庄川の両岸に桜が咲く季節もオススメのスポットです。
[4]「忍野八海」バス停付近から望む新名庄川
富士山を背に撮っていますが、綺麗な新名庄川と長閑な風景がお気に入りです。
[5]新名庄川から望む富士山
「忍野八海」バス停から新名庄川沿いを北へ向かったところで撮影しています。