絶景を巡る旅

西伊豆で日本一の夕陽と富士山の絶景に感動!

絶景を巡る旅 第2回 西伊豆

伊豆半島の西側に位置する西伊豆町は「夕陽日本一」と言われるほど夕陽が綺麗な町です。私が写真にハマったのも、実はこの西伊豆の夕陽の写真を撮ったことがきっかけだったんです。

そこで、絶景を巡る旅・第2回は西伊豆へ夕陽の写真を撮りに行くことにしました。実は、もう一つ私が西伊豆に行きたい理由がありました。それは、絶景を巡る旅・第1回で行った三保の松原で満足のいく富士山の写真がとれなかったことです。そのため、寒い時期に綺麗な富士山の絶景写真を撮りたかったのです。西伊豆には富士山の絶景ポイントがあるのです。

ということで、快晴の日に狙いを定め、2019年12月3日・4日に一泊二日の西伊豆への旅に行ってきました。

1日目 堂ヶ島で日本一の夕陽に感動

2019年12月3日 快晴

1日目の最大の目的は、西伊豆の堂ヶ島で夕陽を見ること、そして夕陽の絶景写真を撮ること。でも、その前にちょっと行きたいところがありました。

JR三島駅から伊豆箱根鉄道に乗り換えて修善寺まで行き、そこから松崎行きの高速バスで堂ヶ島へ向かいました。でも、私は堂ヶ島の少し手前の「田子上」というバス停で降り、そこから歩いて大田子海岸へ向かいました。

この大田子海岸は、西伊豆の夕陽スポットの中でも特に人気に高い場所です。その理由が「ゴジラ岩」です。西伊豆の海は波が荒く岩場が波に浸食されてさまざまな奇形を生み出しています。この「ゴジラ岩」は、まるでゴジラが天を向いて口を開けているような形をしていることからつけられた愛称なんです。私は、かねがねこのゴジラ岩を見てみたいと思っていたのです。

大田子海岸に着くと、すぐにゴジラ岩が確認できました。「確かに、ゴジラだ!」と妙に感心してしまいました。なんだか、恐竜が今にも動き出しそうな感じです。自然の力ってすごいんだとつくづく思いました。このゴジラ岩と夕陽の写真は、西伊豆の観光パンフレットにも使われています。

その後、堂ヶ島の宿「堂ヶ島ホテル天遊」にチェックインしたあと、堂ヶ島バス停方面へと向かい夕陽スポットを探しました。そして、私が絶景ポイントに選んだのは、堂ヶ島バス停から数百メートル南へ行った所です。既に、男性が一人、男女の若いカップルが一組、夕陽の撮影に来ていました。

この日の日没時刻は4時34分。4時頃から少しずつ沈んでいく太陽を眺めていました。風が強く冬の荒々しい駿河湾。時折、波が岩に打ち付けて大きな波しぶきを上げていました。目の前には大きな岩が2つあり、その岩と夕陽と波しぶきを眺めながら無心でシャッターを押し続けました。

夕陽が沈むと白っぽい空が時間を追うごとにオレンジ色に焼けてきました。そして、日没から30分ほど経つ頃には、すっかりオレンジ色から紫色のグラデーションの空が広がりました。綺麗な夕焼けに感動しながらシャッターを押し続けました。気がついた時には、すっかり日が暮れていました。

2日目 黄金崎で富士山の絶景に感動

2019年12月4日

2日目は、堂ヶ島からバスで黄金崎へと向かいました。「黄金崎クリスタルパーク」というバス停で降りて約10分ほど歩くと黄金崎です。この黄金崎は一番北にある岬で駿河湾に張り出している所です。黄金崎が近付いてくると、突然、前方が開けて山の向こう側に富士山がくっきりと姿を現しました。突然の富士山の出現に驚きと感動。この日は快晴で、こんなにくっきりとした鮮明な富士山は初めて見た気がします。

黄金崎に到着すると、そこからさらに遊歩道を進み「富士見の丘」に到着。ここは、黄金崎の中でもまさに富士山を見る絶景ポイント。海を超えて山を超えて向こうにそびえている富士山がこんなに近くに見えて存在感があることに本当に驚きました。やっぱり、他の山にはない美しさと雄大さは格別です。

こうして、綺麗な富士山を眺めることができて大満足した私は、その後帰路につきました。帰る道中でも、高速バスからも伊豆箱根鉄道からも三島駅のホームからも、雄大な富士山をたっぷりと眺めることができました。この辺りに住んでいる人は、いつもこんな綺麗な富士山を眺めることができるんだなぁと、羨ましく思えました。

今回の西伊豆の旅の主な行程

西伊豆への旅行にはマイカーで行くのが一番便利ですが、クルマ生活を卒業した私は交通機関で行きました。

[1日目]

三島→修善寺 伊豆箱根鉄道

約35分の乗車時間で、のどかな風景が楽しめます。運が良ければ車窓から富士山も眺めることが出来ます。

>> 伊豆箱根鉄道の路線・時刻表など

修善寺→田子上 西伊豆東海バス

およそ1時間に1本走っています。修善寺〜堂ヶ島で約1時間半かかります。料金も片道2000円程度します。

>> 西伊豆東海バスの時刻表

田子上→堂ヶ島 徒歩約1時間

宿泊先 堂ヶ島ホテル天遊

堂ヶ島の中では北寄りに位置し、海に突き出した岩場に建つこのホテルは、部屋からも駿河湾が望めます。今回は、朝食付き一泊8000円(税抜)という良心的な価格で泊まれました。ホテルの裏側には岩場に続く遊歩道があり、駿河湾の絶景が一望できます。

>> 堂ヶ島ホテル天遊 公式サイト

[2日目]

堂ヶ島→黄金崎クリスタルパーク 西伊豆東海バス

「黄金崎クリスタルパーク」バス停から黄金崎駐車場まで徒歩12分程度です。オススメは遊歩道の終点にある「富士見の丘」から眺める富士山の絶景です。

宇久須→修善寺 西伊豆東海バス

修善寺→三島 伊豆箱根鉄道

西伊豆町の夕陽ポイント

西伊豆町が推奨している夕陽絶景ポイントは以下の通り13ヶ所あります。カッコ内はベストシーズンです。どこも魅力的な場所で、過去にも素晴らしい絶景写真が撮影されている場所ばかりです。

1.仁科川河口[10〜2月]

仁科川河口は夕陽の穴場的スポット。広い砂浜を散策しながら沈む夕陽を眺めることができます。

2.仁科漁港[9〜3月]

素朴な情緒あふれる港の風景を眺めながら散策すれば、黄金色に染まる海と船のシルエットがまるで映画のワンシーンのようです。

3.沢田公園露天風呂[年間]

断崖絶壁の上にたたずむ露天風呂で有名な公園から見える夕陽は、海を眼前にした壮大なロケーションが感動を呼び起こします。

4.堂ヶ島[9〜3月]

いくつもの島々が連なり伊豆の松島とも呼ばれ、特に冬の夕陽は南に傾き、島々の間に沈む絶景は息をのむほど見事です。西伊豆の代表的な観光スポットでもあります。

5.三四郎島(瀬浜)[9〜3月]

干潮になると海に道が現れる「トンボロ」と呼ばれる現象で有名な島は、夕陽の際にも美しいシルエットを見せてくれます。

6.浮島海岸[2〜4月、8〜10月]

長さ100mほどの小さな海岸でダイビングスポットでもあり、透明度が高く環境もよく、散策しながらの夕陽がおすすめです。

7.大田子海岸[3月・9月]

地元で「男島」と「女島」という2つの島を総称して田子島と呼ぶ島の間に、お彼岸の際に沈む夕陽の絶景が有名です。手前の島は、通称「メガネッチョ」、愛称は「ゴジラ岩」と呼ばれています。お彼岸頃にはゴジラの口もとに夕陽が沈みます。

8.今山[年間]

田子と安良里を隔てるように西に大きく突き出した岬で、12月中旬頃に咲くアロエの花と夕陽の共演は見逃せません。

9.安良里漁港[4〜8月]

昔、イルカ漁で賑わいをみせた漁港で、夕暮れになると船尾に波を立てて入港する船の姿もノスタルジーをかきたてます。島の名前は、弁天島と呼んでいます。

10.黄金崎[年間]

美しい夕陽を受けて、まさにその名の通り金色に輝く黄金色。昭和63年には静岡県の天然記念物にも指定されています。冬の晴れた日には富士山が望めます。

11.宇久須港[年間]

宇久須港は西伊豆町の北端の港。釣りのスポットとして有名です。ここから雄大な夕陽を望むことができます。

12.クリスタルビーチ[年間]

その名の通りキラキラ輝く遠浅の波穏やかな全長500mのビーチで、ゆったりとした開放的な気分で夕陽を眺められます。

13.西天城高原[年間]

標高750mの澄み切った空気の中、駿河湾や南アルプスの山々が一望のもとに見渡せ、眼下に広がる夕陽も格別です。

西伊豆町カレンダー

西伊豆町では毎年、夕陽の写真のコンテストを行っています。優秀作品はカレンダーに掲載されるんです。私も2020年のカレンダーを購入しました。

ABOUT ME
いずみてつや
1963年生まれ。大阪府出身。千葉県在住。