夏の富士山絶景を山中湖畔から狙う!
2022年は例年になく早い梅雨明けとなりました。私は、山中湖でマラソン大会に出場する予定だったので、その前日の7月9日に山中湖に入りました。二泊三日で山中湖畔に滞在し、マラソンに出場する以外の時間は、もちろん富士山の絶景と向き合うつもりでした。しかし、天気はとても不安定で、雲が空一面を覆っていたかと思うと雲の切れ目から太陽が出てきたり…と、天気がコロコロと変化していました。
2022年7月9日(土)
朝からの曇り空はほぼ一日中続き、夕方になっても雲は消えず、ところどころ富士山の稜線が見え隠れする状況で、富士山が完全に姿を現すことはありませんでした。
↓ 2022.7.9夕景
2022年7月10日(日)
早朝から雲に阻まれて富士山は現れず。朝8時頃から少しずつ天気は好転し、マラソン大会は天気に恵まれて無事完走できました。午後から山中湖畔を巡りましたが、日中は雲が多く富士山は見えず。ところが、夕方6時ごろになると気温が低下して雲がすーっと消えていき、富士山がくっきりと現れました。日没までの約1時間は、とっても綺麗な富士山が堪能できました。
↓ 2022.7.10朝の景色
↓ 2022.7.10昼下がりの景色
↓ 2022.7.10夕景
2022年7月11日(月)
夜中に雨が降った様子で明け方も雲が多く富士山は全く見えませんでした。赤富士を狙いに来ていた多くのカメラマンたちも残念そうに帰っていきました。朝食を終えてからもう一度、湖畔に出てみると、山頂付近の雲は消えていましたが、山裾は雲に覆われた状態でした。
↓ 2022.7.11 朝の景色① 日の出直前
↓ 2022.7.11 朝の景色② 日の出から約3時間後
夏の富士山の楽しみ方
[1]富士山の絶景は朝夕に狙う
夏場は気温も高く、雲が富士山にかかりやすくなります。特に日中ほどその傾向は高いようです。それに比べて、早朝の日の出時刻の前後や夕方の日没前は温度が下がって雲が消えやすくなります。そのような観点から、富士山の絶景を狙うのであれば、朝夕がチャンスということになります。これは、地元のカメラマンたちの中では常識なんだそうです。多くのカメラマンが夏に狙う「赤富士」も早朝の日の出時刻の前後です。
[2]夏は雲の変化を楽しむ
夏は、雲が出現しやすいうえに、その姿も目まぐるしく変化します。珍しい雲の形が見れる可能性もあります。雲の変化を眺めているだけでも、飽きないものです。