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第38回 2023三浦国際市民マラソンに出場!早春の三浦半島を駆け抜ける!

2023三浦国際市民マラソンに出場!

私にとっては2023年の最初のレースとなります。寒さに弱い私は、1〜2月の極寒期のマラソン大会は敬遠しており、温かくなり始めた3月からいよいよシーズン本番なのです。そして、今年最初のレースは、風光明媚なコースを走りたいと考え、早春の時期に三浦半島を走ることができる三浦国際市民マラソンを選んだのです。

この大会に申し込んだ後で、この大会についていろいろと知ることがありました。その1つが、意外に人気の高いマラソン大会だということ。その理由は、いろいろあるのでしょうが、やはり抽選で3人にホノルルマラソンの出場権が与えられるということでしょう。また、マラソン以外にも楽しいイベントが盛り沢山なので、走り終わったあとも…、また、応援に訪れた人も…、楽しめる大会になっています。

第38回2023三浦国際市民マラソンについて

三浦国際市民マラソンは、海外のマラソン大会の中で日本人に最も人気をが高い「ホノルルマラソン」と国内で唯一の姉妹マラソンとして知られているマラソン大会です。ハーフマラソンの完走者の中から抽選で3名をホノルルマラソンに派遣しており、当日会場で行う抽選会は毎回大盛り上がりとなります。

毎年3月に開催され、神奈川県では代表的なマラソン大会です。毎年約15000人が参加。会場ではランナー以外の家族も楽しめるように「うまいもの市」やステージでは戦隊ショーを実施。

第38回 2023三浦国際市民マラソンの概要

  • 開催日 2023年3月5日(日)
  • 種目  ハーフマラソン、5km、キッズビーチラン
  • スタート時間 ハーフマラソン 9:00、5km 9:30、キッズビーチラン 11:25
  • スタート場所 三浦海岸交差点前(フィニッシュ場所も同じ)
  • 参加賞 ミズノ特製Tシャツ、三浦のだいこん
  • 表彰  男女各1~6位
  • 定員  ハーフマラソン 1万人、5km 3500人、キッズビーチラン 280人

大会の特徴

三浦国際市民マラソンは、ハワイで開催される「JALホノルルマラソン」と国内唯一の姉妹マラソンで、毎年1万人以上のランナーの参加と、約8万人の来場者が訪れる大規模なマラソンイベントです。種目はハーフマラソン(制限時間:3時間)、5㎞(制限時間:50分)、キッズビーチランの3種目です。

前回の大会では全国40都道府県から約1万4千人のエントリーがありました。 スタート・ゴール地点を関東有数の海水浴場として知られる三浦海岸とし、風光明媚なコースで、早春の三浦市ならではの景色を楽しみながら走れるのも、この大会の魅力のひとつです。

会場では、趣向を凝らしたサブイベントが実施され、走り終えた後も楽しみがいっぱいです。中でも人気が高いのは、「かながわの名産100選」のうち「食」19品目を占める特産品を有する三浦市ならではの「みうらうまいもの市」です。「みうらうまいもの市」では三浦の特産品である「三崎のまぐろ」を中心としたたくさんのグルメが楽しめます。 他にも、「キャラクターショー」や「乗馬体験」、「魚のタッチプール」など魅力満載のイベント&アトラクションが開催される予定です。 また、ハーフマラソン完走者の中から抽選で3名を「JALホノルルマラソン」に派遣するための抽選会も開催されます。

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2023三浦国際市民マラソンの出場体験談

出場に向けてさまざまな準備

まず考えたのは、大会当日に移動するか前泊するか!?我が家から大会当日に三浦海岸まで行くためには、朝5時半頃の電車に乗って8時頃に到着。これでレースがスターとする1時間前に到着できるので問題はありません。とは言え、当日の電車は混み合う可能性があり、ゆったりと座って食事を取りながら電車に乗れるとは限りません。ということで、前泊することにしました。三浦海岸駅の周辺は既に空いていないので、汐入駅の近くのホテルに宿泊することにしました。ここからだと、三浦海岸まで電車で約20分です。これなら、ホテルでしっかり朝食をすませてから電車に乗れるうえ、電車内が込んでいたとしてもたった20分です。

三浦半島は坂が多いので、コースの高低差を確認。すると、どうやら前半のスタートから3キロ過ぎあたりでキツい上り坂があるようです。後半にも、もうひとつ上り坂が…。作戦としては、前半の上り坂は無理せずに走って、中盤で取り返せる…と考えました。後半の上り坂はその時の調子次第。後半は風光明媚なコースだと聞いているので、景色を楽しみながら走りたいですね。

目標タイムは、ズバリ2時間切り!そのために、月間走行距離を200キロに!今年1月は160キロ、2月は200キロを達成。

前日に三浦の桜まつりへ

大会前日(2023年3月4日)に三浦へ。ちょうど、三浦では桜まつりが開催されている時期なんです。早咲きの河津桜です。そこで、下見も兼ねて三浦海岸駅まで足を伸ばしてみました。駅を降りると、露店が出ていて観光客も多く賑やかです。桜まつりの会場は駅から20分ほど歩いた所にある小松ヶ池のほとり。その周辺では、桜と菜の花と京急電車のコラボ写真が撮れます。でも河津桜は、既にピークを過ぎているようでかなり散っていました。土曜日ということもあって、かなり多くの人が来ていました。

その後は、翌日のマラソン大会の会場となる海岸へ。高ぶる気持ちを抑えながら、下見を終えて汐入駅近くまで戻り、ホテルにチェックイン。ゆっくりお風呂に入って体を休め、明日に備えました。

大会当日

大会当日の天気は曇り。天気予報では午後2時頃から雨になるらしい。朝5時半に起きて朝食を済ませると、念入りにストレッチ。7時にホテルをチェックアウトして、京急で三浦海岸へ向かった。電車内はランナーでいっぱい。三浦海岸駅に着くと、男子更衣室と荷物預かり所がある最寄りの小学校へ向かう。グラウンドに大型テントを設営して更衣室にしているのだが、順番待ちで長い列ができていたため、校庭の隅の方で着替えている人も多い。着替えが終わると体育館へ荷物を預けるが、これもまた長い行列ができていた。25分ぐらいかかってようやく荷物を預けると会場へと向かった。想定していたよりも寒かったので、私は長袖の薄手のジャケットを来たままで向かいました。海から吹いてくる風も冷たくて、ジャケットの上にナンバーを貼り付けたTシャツ着ることにした。

会場のスタート地では予想タイム順に並んでおり、かなりの密状態になっていた。熱気はムンムンで盛り上がっていた。その場でジャンプしながらスタートを待つ。

そして、いよいよスタート。出足は好調で、1キロ5分35秒程度のペースを保っていた。3キロ過ぎで上り坂のなり、自分の脚力に合わせて無理せず走った。どうしても減速してしまうが、抜かされても気にしないようにした。上り坂が終わるとペースを戻して抜き返した。その後も、坂が繰り返しやってくる。登ったと思えば下り、下ったと思えば登り。そして、10キロ地点を56分で通過。この時点では2時間切りは充分可能な状況だった。

ここからは海岸線を眺めながら楽しんで走れると思っていたが、その後も坂道は繰り返しやってくる。徐々に上り坂がキツくなりってきた。気持ちが萎えてくる。下り坂になると気持ちを切り替えて、ペースを戻して走る。16キロ地点で1時間30分過ぎ。まだ、2時間切りは可能だった。しかし、最後の海岸沿いの道は海からの風がまともに当たり、冷たい風なので体温が下がっていく。足の動きも鈍り始めて、感覚がなくなっていくのがわかった。あと2キロのプラカードを過ぎた。この時点では体が思うように動かず、2時間切りは間に合わないと感じた。それでも、体を動かして走り続けてゴール。最後は、ジョギングのような状態だったかもしれないが…なんとか完走した。

手元の時計では、タイムは2時間3分。うーん、悔しいけど仕方ない。これまで走ったハーフマラソンの中では、一番キツいレースだった。坂道の連続と寒さが厳しかった。とは言え、みんな同じ条件の中で走っていることも確かだ。

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ABOUT ME
いずみてつや
1963年生まれ。大阪府出身。千葉県在住。