体験談

50代でサンタマジックを体験!学童保育の指導員で・・・

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50代でサンタクロースになったきっかけとは?

学童保育の指導員の仕事を始めて1年2ヶ月になりました。私が働いている学童保育では、二学期の最後に「お楽しみ会」と称するイベントを行います。いわゆる「クリスマス会」のことです。昨年のお楽しみ会は働き始めて間もなかったこともあり、どんなことをやるのかもわからず、ただただ先輩指導員の方々についていくのが精一杯でした。ただ、幸いにも10月頃からの企画会議にも参加できましたので、意欲的に参加することができました。

イベントは文字どおり手作りです。部屋の飾り付けやゲーム等の内容も皆でアイデアを出し合って決めていきます。長く働いている方々にとっては毎年のことではありますが、それでも過去の反省なども踏まえて、いろんなことが次々と決まっていきました。

そんな折、私はふと感じたことを2つほど口にしてしまいました。そのひとつは、「クリスマスツリーはないのですか?」ということでした。クリスマスのイベントならば、やっぱり欠かせないものだと思ったのです。すると、「そうよね。何かそれらしいものを考えてくれませんか?」と言われました。つまり、その時点ではクリスマスツリーは予定していないということだったのです。そこで、私はダンボール紙をクリスマスツリーの形に切って教室の壁に貼り付けました。そして、子どもたちが思い思いに折り紙をちぎってそのダンボールに貼り付けていったのです。こうして、カラフルな平面のクリスマスツリーが完成しました。

そして、もうひとつ私が口にしたことは、「サンタクロースは登場しないのですか?」ということでした。すると、「サンタさんが来てくれたら子供たちは大喜びするでしょうね」という意見が相次ぎ、それに反対する意見は一人もなくトントン拍子でサンタさんの登場が決まりました。イベントの最高潮のタイミングにジングルベルの音楽をかけて皆で歌っている時に、サンタクロースが登場するというシナリオまであっと言う間に決まったのです。そして、サンタクロース役は唯一の男性である私がやることになったのです。

初めてのサンタクロース体験

本番のお楽しみ会は、みんなでゲームをしたりチームに分かれて子供たちが劇をしたり紙芝居をしたり、クイズを出したり・・・とたいへん盛り上がりました。そして、先輩指導員の方々が場を盛り上げてお膳立てをしてくださったクライマックスでジングルベルの歌が始まりました。そして、最高潮に盛り上がった場面で、サンタクロースに扮した私が登場したのです。室内は割れんばかりの大歓声に包まれ、子どもたちにもみくちゃにされながら手を振ったりハイタッチしたりして、室内をぐるっと回りました。

子どもたちはサンタクロースの正体をわかっているのですが、それでも大喜びで迎えてくれました。特段、子どもたちの前で披露するものはなかったのですが、子どもたちから「どこから来たの?」「何歳?」「結婚してるの?」などなど質問攻めにあい、楽しい時間を過ごしました。私からのメッセージは、「お友達と仲良くしようね」「先生やお父さん・お母さんの言うことをよく聞いてね」と呼びかけて、大きな袋からお菓子のプレゼントを配りました。

後日、子どもたちから「先生、サンタのかっこうしてもバレバレだったよ。でも楽しかった。」と言ってくれました。

二度目のサンタクロース体験

今年のお楽しみ会でも、やっぱりサンタクロース役は私でした。今年は、もっと何か楽しいことを準備しようと思い、「早口言葉」や「何を言っても〇〇〇と言い返すゲーム」を用意しました。30分ほどでしたが、サンタクロースが子どもたちと一緒に楽しく遊びました。

イタズラっ子もこの時ばかりはサンタさんに注目してくれ、「この早口言葉が言える人」って聞くと、大きな声でハイ!ハイ!と手を挙げて参加してくれました。普段は、40~50人の子どもたちを静かにさせてお話することがどれだけ骨の折れる仕事か痛感してきたのですが、この時ばかりはそんな苦労がウソのように子どもたち真剣な眼差しがサンタに向けられて、言葉を投げかけると元気な声が返ってくるのです。

子どもたちは楽しい時、ワクワクしながら何かを待っている時、普段とは違って静かになって注目してくれるんだ・・・ということをこの時、初めて痛感したのです。これこそ、サンタマジックなのかもしれない・・・と思いました。学童保育の指導員の仕事をして、こんな楽しい時間を過ごしたのは初めてでした。私にとっては忘れることのできない貴重な体験でした。

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ABOUT ME
いずみてつや
1963年生まれ。大阪府出身。千葉県在住。