絶景を巡る旅

国営ひたち海浜公園・ネモフィラと大洗磯前神社の日の出…絶景の旅!

2021年春の絶景の旅

2021年春の絶景の旅は、茨城県へ。国営ひたち海浜公園のネモフィラと大洗磯前神社の神磯の鳥居と日の出を見るのが目的です。どちらも、茨城県では知名度の高い絶景スポットです。

国営ひたち海浜公園のネモフィラは広大な「みはらしの丘」一面にネモフィラが咲き乱れるみごとな風景が観られます。シーズンは、毎年、4月の下旬から5月上旬です。

一方、大洗磯前神社は国営ひたち海浜公園があるひたちなか市の少し南の太平洋に面して建っています。実は、この神社の境内ではなく海岸の岩場に建っている「神磯の鳥居」がパワースポットとして有名なのです。鳥居の向こう側の太平洋から出てくる朝日は神々しくて、江戸時代には水戸光圀がその絶景を讃えたと言われているほどです。

この絶景を巡る旅は、2021年4月21日・22日の2日間で決行。宿泊は、大洗町磯浜の大洗磯前神社からほど近いホテルを予約しました。

国営ひたち海浜公園のネモフィラ(その1)

国営ひたち海浜公園はネモフィラのシーズン中は休園日がなく、毎日開園しています。開園時間は、土日祝日は7時から、平日は9時30分からと公式サイトには公表されていましたが、2021年4月21日の朝9時20分頃に到着してみると、既に開園していました。この日は9時開園だったようです。ちなみに公式サイトには、「開園日および休園日、開園時間については都合により変更になることもあります。」という但し書きが書かれていました。

シーズン中は、JR勝田駅から臨時バスが出ており、勝田駅ではバス乗車券(往復)と入場券がセットになったお得な「フリーパス券」が販売されています。なお、朝8時半頃からバス停付近で販売されています。

入場して園内地図を見ながらネモフィラが咲く「みはらしの丘」へ向かいました。広大な丘一面にネモフィラが満開!本当にみごとなぐらい綺麗に咲いていて、素晴らしい風景です。

丘の上まで歩いて登れますが、丘の中はシーズン中は一方通行になります。平日の午前9時半を過ぎた頃でしたが、みはらしの丘は既に多くの人が行列をなして丘の頂上を目指して登っていました。この状況では、人が映り込まない写真を撮るのは不可能と言ってよいでしょう。

この時、私は明日もう一度リベンジをしたいと考えていました。開園前から並んで、まだ客が少ない状況でこの絶景の写真を撮りに来よう・・・と。

国営ひたち海浜公園は広大で、ネモフィラが咲く「みはらしの丘」は公園のほんの一角にすぎません。チューリップやバラが咲くエリアもあれば、林の中の散策道やサイクリングロードなどもあります。また、遊園地のような乗り物のもありますから、一日楽しめる公園っていう感じですね。

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大洗磯前神社の「神磯の鳥居」

大洗磯前神社へはJR水戸駅から鹿島臨海鉄道に乗り換えて3つ目の「大洗駅」で降りて、通常はバスに乗ります。私は、約3キロの道のりを散策しながら歩きました。

大洗磯前神社は取り立てて変わった感じもない普通の神社です。参拝を終えて正面の鳥居をくぐり急な階段を降り、道路を渡って狭い路地を抜けると海岸に出れます。すると、海岸の岩場に鳥居が建っていました。これが「神磯の鳥居」です。時折、波が岩にあたって大きな波しぶきをあげていました。

この近くには、大洗ホテル、大洗シーサイドホテルなど、ホテルや旅館が数件立ち並んでいます。私も、この日はそこに宿泊し、翌日の早朝に日の出を見にやってきました。

日の出時刻は4時56分ですが、4時20分頃からスタンバイ。既に水平線の上の空がオレンジ色に染まっていました。

日の出が近づくとともにこのオレンジ色が白っぽくなり、日の出の数分前ぐらいから太陽が出てくるあたりの空が再びオレンジ色に変わっていきます。

そして、いよいよ日の出の時を迎えました。いつの間にか、周辺には20〜30人ぐらいの人がカメラを持って集まっていました。

日の出の瞬間、水平線から温かい光がこぼれました。そして、1分もしないうちに太陽が全体の姿を現しました。雲ひとつない晴天でした。

国営ひたち海浜公園のネモフィラ(その2)

大洗で朝日を見た後、コンビニで買っておいた朝食を食べて身支度を整えるとホテルをチェックアウトして、再度リベンジのために国営ひたち海浜公園に向かいました。

朝8時頃に勝田駅に到着。まだ、臨時バスは出ていないので、2番乗り場から路線バス「中央研修所」行きに乗り、国営ひたち海浜公園西口で下車。入場券を購入してゲート前に並ぶと、3番目でした。午前8時半すぎでした。

午前9時に開園。私は、小走りで「みはらしの丘」を目指しました。10人程度の人に追い抜かれましたが、みはらしの丘に到着してみると、一方通行の案内をするために公園のスタッフがあちこちに立っていました。つまり、人が写り込まない写真を撮影するのは、公園関係者以外は不可能だと悟りました。

それでも、この日も快晴でネモフィラはすばらしく綺麗でした。

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ABOUT ME
いずみてつや
1963年生まれ。大阪府出身。千葉県在住。