社会の疑問

おやじの町歩き恐怖体験!ボーッと歩いてたら怪我するかも!?

歩く人のマナーってどうなってるの?

私は駅近くのマンションに住んでいるので、駅周辺の歩道や商業施設内を歩くことは日常茶飯事なのですが、そんな時に怖い思いをすることがよくあります。「いったい歩く人のマナーってどうなっているのか?」という疑問がふつふつと湧き上がってくるのです。

考え事をしながらボーッと歩いていたのでは、怪我をするかもしれないと感じることも多く、自分の身を守るためには歩く時も気が抜けないという気持ちを新たにしています。

町には、よちよち歩きの子どもからお年寄りまでさまざまな人が暮らしていて、町中を歩いています。中には杖をついた人や車椅子の人もいるかも知れないのです。そんな人たちが安全に暮らせる町であって欲しいと思うのです。

そんな数々の恐怖体験について、思いつくままにまとめてみました。

小学生の自転車・キックボードには要注!

私が住んでいるマンションの1階はエントランスとエレベーターホールがあり、自動ドアで区切られています。私が外出から戻りマンションのエントランスからエレベーターホールの方へと進んでいた時、自動ドアが開いたとん自転車に乗った子どもが飛び出してきたのです。ヒヤッとしました。まさか、こんなマンションの中で自転車が飛び出してくるとは思いもしませんでした。

また、最近は小学生低学年ぐらいの子どもが、キックボードに乗っているのをよく見かけることがあります。マンションの中庭や駅前の歩道でも、このキックボードに乗って颯爽と駆け抜ける子どもをよく見かけます。中には、キックボードに乗った子どもが親と一緒に歩いている風景もよく見かけるのです。本来なら、キックボードは「公園や人の少ない安全な場所で遊びなさい」と親が言い聞かせるべきはずだと思うのですが、最近の子どもを持つ親はちょっと違うようなのです。マンションの理事会でも問題になったことがあるようなのですが、注意すると「近くに公園がないんだから、しょうがないじゃないですか!」と凄まれるのだそうです。

でも、このキックボードでも一度怖い経験をしたことがあります。夜7時頃に駅前の歩道を歩いていると、後方から子どもの声が聞こえたかと思うと、「時速20キロだ!」というような言葉を発しながら、私の歩いているスグ横を一瞬のうちに通り過ぎて行ったのです。その子どもはカバンを持っていたので、塾か習い事の帰りだったのかもしれません。もし、その子どもと接触していたら、たぶん二人とも大怪我をしていたと思います。

公園が近くにないわけではないのですが、おそらく子どもはスピード感やスリルを楽しんでいるのだと思うのです。そうは言っても、暗くなった時刻に駅近くの人通りの多い歩道を時速20キロで走るのは、危険行為と言わざるを得ません。

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「すれ違い」に気を緩められない!

最近、よく見かけるのが「歩きスマホ」です。通勤の時間帯は早足であるきながらスマホを見ている人が多いので、そういう人が前からやってくると怖いのです。スマホからしばらく目を離さないという人も多く、こちらが避けようとしても近づいてくることがあるんです。

曲がり角は特に要注意です。建物が死角になっているため、建物の近くを歩いていると、角から突然、人が現れてぶつかりそうになることが多いので、とても危険なのです。だから、最近は曲がり角ではできるだけ大回りするようにしています。

ベビーカーが怖い!

ベビーカーを押して歩くママさん集団は、注意したほうが良いとつくづく思います。私は、帰宅途中に、4台のベビーカーが並走してやってくるママさん集団とすれ違ったことがあるのです。その集団はおしゃべりに夢中で、前方から私が来ることを知っているのか知らないのか、全く並走状態を崩さずに近づいてくるのです。その集団は、マンションの中庭から駅へ向かってやってくるのです。結局、私は植栽の木陰に退避して、その集団をやり過ごしました。その時、昔のサスペンスドラマ「Gメン75」のオープニングの映像を思い出しました。もちろん、そんなカッコよくはありまんでしたが…。

ベビーカーは、それだけで空間を取るので、人混みや店舗内でも見かけた時やすれ違う時は、注意するようにしています。しかし、ベビーカーを押すほうのママさんも、もう少し周囲に気を遣うべきなんじゃないかと思うのです。例えば、ベビーカーを押しながら歩きスマホをしたり、ベビーカーの子どもと長々とお話ししながら前方を見ずに進んできたり、エレベーターから出ようとしている私を押しのけるようにベビーカーを押して乗り込んできたり…。

今や、ベビーカーは水戸黄門の印籠に劣らぬほどの威力を発揮しているのです。そんなベビーカーを見かけたら近づかないようにするのが、私にとっては護身のための鉄則となっています。

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暴走する自転車が凶器になる!?

私が住んでいる駅周辺の歩道は人通りが多いこともあって、自転車の乗り入れ禁止の区間があります。もちろん、自転車の乗り入れ禁止を表示しているのですが、そこで自転車から降りて歩く人はほとんどいません。つまり、ほとんどの人は自転車乗り入れ禁止区間も平気で自転車に乗って通行しています。

私が特に恐怖を感じるのは、駅の入口付近の歩道です。もちろん、自転車乗り入れ禁止マークが地面に表示されています。この場所は、朝夕の通勤・通学ラッシュの時間帯や日中でも電車が到着した後は大勢の人で混雑します。そんな時でも、自転車に乗ったまま通る人がいるのです。

人から聞いた話では、この場所で過去に歩行者と自電車の接触事故があったようです。その事故で自転車乗り入れ禁止になったのか、その事故以前から自転車乗り入れ禁止だったのか…、それは定かではありませんが、いずれにしても事故が発生した後もなお、こうして自転車を乗り入れる人は後をたたないのです。私も、この場所を歩いていて自転車と接触しそうになったことがあります。

警察は、こういう状況を把握していないのでしょうか?地面に自転車乗り入れ禁止マークを表示するだけではわかりにくいので、支柱を数本建てて注意喚起すべきだと思います。

犬の散歩に要注意!

夕方近くの時間帯になると、犬の散歩をさせている人をよく見かけます。そういう人とすれ違う時も注意する必要があります。犬の散歩をさせながら、よそ見歩きしたり歩きスマホしている人がいます。また、必要以上にリールを長く伸ばして私の歩いている前に障害物のようにリールが伸びてくることもあります。ワンちゃんは、目的なくチョロチョロ歩きをするので、行動が読めないのは当然ですが、犬の散歩をさせる人はもう少し気を遣って欲しいものです。

私も、一度、散歩中のワンちゃんを蹴飛ばしてしまいそうになったことがあります。突然、向きを変えてチョロチョロと私の前に出てきたのです。それ以来、前方に犬の散歩をさせている人を見かけると、できるだけ近づかないようにしています。

歩く人のマナーが悪いのはなぜ?

今回の疑問に関しての回答は明らかですね。これは、大人一人ひとりの責任です。大人が自分自身の行動を正すと同時に、子どもに対してもきちんとマナーを教えていく必要があると思います。

日本はますます高齢化が進みます。お年寄りが安全に町歩きできる社会であって欲しいと心より願うばかりです。

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ABOUT ME
いずみてつや
1963年生まれ。大阪府出身。千葉県在住。