目次
ハーフマラソンに挑戦することとなった経緯
昨年の年末頃から運動不足解消のためにウォーキングを始め、徐々にランニングもするようになると、何か目標のようなものが欲しくなり、ハーフマラソンぐらいなら走れるようになるかな?という思いが湧いてきて、今年の10月に開催する手賀沼エコマラソンでハーフマラソンを完走することを目標に掲げてきました。
その後は、ランニングや筋トレなどを積み重ねながら、3月と6月に10キロのレースに出場しました。ふくらはぎの肉離れも経験しましたが、それもなんとか克服してようやく10月27日の本番を目前に控えています。
第25回手賀沼エコマラソンの概要
開催日 2019年10月27日(日) ※雨天決行
会場 スタート・フィニッシュ 千葉県柏市・柏ふるさと公園
種目 ハーフマラソン(21.0975km)
募集人数 市内先行枠 3000人、一般募集 7000人
制限時間
- 第1関門 9.4km地点 11時20分
- 第2関門 17.4km地点 12時30分
当日のスケジュール
- 9:00 開会式
- 10:00 スタート
- 12:30 表彰式
主催 柏市・我孫子市 ほか
手賀沼ハーフマラソンは今回で25回目となる大会で、柏市・我孫子市はもとより他県からも市民ランナーが大勢参加する大会です。今回の参加人数は約1万人と相当大きな大会です。
コースは、概ね手賀沼の岸沿いを走るコースとなっており、途中、手賀沼大橋を2回渡る「8の字」になっています。手賀沼の景色を眺めながら走れるコースです。一般道路も含まれていることから、9.4km地点と17.4km地点の2ヶ所に時間制限の関門が設けられています。
レースに向けた練習内容
- 週3回程度、10キロラン
カラダが重いなど体調が良くない時は無理をせず、逆に体調が良い時は12〜15キロ程度まで距離を伸ばすこともありました。
- 自分の一番走りやすいスピードを確認する
週3回程度のランニング練習の中で、一番安定して走りやすいスピードを確認しておきました。例えば、「1キロ6分30秒ペース」といった感じです。自分のペースを知っておくことは、レース当日にとても役に立ちます。
- 週3回程度、筋トレ
太もも・ふくらはぎ等の脚の筋トレ、腹筋・背筋・腕などをまんべんなく行いました。
- 実際に21キロを走ってみる
本番の2〜3週間前に、実際に21キロを走ってみました。実際に走っておくことで、当日の不安はほとんどありませんでした。
レース18日前
2019年10月9日
この日は、近くの公園で21キロの距離を実際に走ってみました。約3キロの周回コースを7周するんです。実際に走ってみると、10キロ過ぎからペースがどんどん落ちてきて、15キロを過ぎた頃には太ももの感覚がなくなって脚が上がりにくくなってきました。1キロ7分ペースを目標にしていましたが、15キロを過ぎたあたりからは1キロ8分を超えるぐらいまでペースダウンしていました。タイムは2時間30分でした。完走はできましたが、課題は残りました。
レース10日前
大会事務局より、ナンバーカード、ランナーズチップ、参加賞のTシャツ、パンフレット(冊子)などが送られてきました。いよいよ・・・っていう感じがしてきました。
Tシャツはこれまでの大会の参加賞とは違い、しっかりしたものです。普段の練習時にも使えそうです。パンフレットがとても立派で、大会関係者・スタッフの方々のお名前の他に、参加者(約1万人)全員の名前も記載されていました。また、過去24回の大会の記録も掲載されています。
参加賞のTシャツ
中高年の参加者が半数を占める!?
送られてきたパンフレットには、年齢別参加者数が掲載されていました。それを見て驚きました。40代・50代の参加者が突出しており、40〜50代で全参加者の半分を超えていたのです。私の年代に相当する55歳〜59歳は1039人が参加、全体の約1割を締めていたのです。
これは後で知ったことなのですが、最近は中高年のマラソンブームだと言われているほどなんです。
レース当日
2019年10月27日(日)曇り。
本番2日前に関東は台風の影響で豪雨となり、各地に被害をもたらしました。幸い、柏市は甚大な被害は免れたようで、大会は予定どおり開催される運びとなりました。(災害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。)
当日は電車でJR北柏駅から会場まで徒歩で移動。駅を降りると、マラソン大会参加者で駅の改札はごった返していました。会場まで徒歩で約15分程度。会場の柏ふるさと公園は大勢の人であふれかえっていました。ラジオ体操の後、スタート地点に向かうのですが、1万人の大移動の行列がなかなか進みません。それでもなんとか5分前ぐらいにスタンバイ。私のFゾーンは最後尾でスタートから約500mぐらい後方に位置していました。
そして、いよいよ午前10時に定刻どおりスタート。前半はランナーが多くて走りづらいこともありましたが、大勢の中で走ることで「辛い」と思うことはほとんどありませんでした。途中の沿道では、ブラスバンドや和太鼓の演奏、そして、住民の方々の温かい声援が背中を押してくれました。
ペース配分は1キロ7分と想定していたのですが、5キロ地点を通過した時に31分と想定よりかなり早いペースでした。でも、疲労感は殆どなかったため、そのペースを維持したまま10キロ地点を61分、15キロ地点を90分で通過。自分でも驚くほど快調に走っていました。さすがに、最後の3〜4キロは徐々にペースが落ちていくのがわかりましたが、沿道の声援に力をもらい完走することができました。
タイムはネットで2時間7分10秒。総合順位4639位。初めてのハーフマラソンとしては想定外の好タイム。とにかく完走できたという達成感でいっぱいでした。
完走証
初めてのハーフマラソンを完走して・・・
実は、このハーフマラソンを終えて1週間ぐらいは、ずーって気分が高揚していました。達成感がとにかく半端じゃなかったのです。何をしていても、ハーフマラソンを走っている時の風景や気分が蘇ってくるのです。たかがハーフマラソンで完走したというだけのことですが…。スポーツの力って本当に凄いんだということが、よくわかりました。
そして、来年の「手賀沼エコマラソン」も出場しようと思います。それどころか、来年まで待てないので、2019年12月22日開催予定の「ベジタブルマラソンin水戸偕楽園2019」に出場しようと申し込みしてしまいました。
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